文京学院大学開学30周年記念シンポジウム渋沢栄一に学ぶ現代の大学教育

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渋沢史料館所蔵

開学30周年メッセージ

2021年 文京学院大学は
開学30周年を迎えました。

1991年、日本初の女子大経営学部を開設して以降、
1997年には人間学部、
2001年には外国語学部、
2006年には保健医療技術学部を開設し、
4学部10学科5000名以上が集う
総合大学となった本学は、
2021年大学開学30周年を迎えました。
3年後の2024年には
学園創立100周年を迎えます。

近年頻発する大災害やウイルスにより、
社会全体が不安な状況に苛まれる中、
原点である「社会と共に育つ大学」として、
皆で考え、皆で協力し、皆で解決に導き、
皆で喜びを分かち合う姿勢を大切したいと思い、
このたび、大学開学30周年記念シンポジウムを
開催することとなりました。
テーマは「渋沢栄一に学ぶ現代の大学教育」です。

渋沢栄一について

大転換期の時代に生きた先人に学び、
ニューノーマル社会を考える。

NHK大河ドラマの主人公として、新一万円札の図柄として、改めて脚光を浴びる渋沢栄一は、江戸末期から明治・大正・昭和の大転換期を生き抜き、「公益」と「利益」の調和を図るとともに多くの事業を興したことから「日本近代化の父」とも呼ばれております。
知育と徳育の両輪を大切にすることや、市民の力で社会の活性化に寄与する多くの活動を牽引してきた渋沢栄一の思想や行動は、「with コロナ」「afterコロナ」「ニューノーマル(新しい常識)」と叫ばれる大転換期の今、再び注目が集まっています。

本学の教育活動と相通じる渋沢栄一の思想や教えを本学がプラットフォームの一つとして社会に届けることで、混沌とする社会に潤いと活力が湧いてくるきっかけとなることを目指します。

このシンポジウムでは、渋沢栄一に所縁のある企業や教育関係の方々を招き、現代の大学教育と若者世代を中心にスポットをあてながら、一緒にニューノーマル社会で輝く生き方を見つけていきます。

渋沢栄一に興味がある方はもちろん、大学へ行く意味を模索する中高生や将来に不安を感じる大学生・社会人の方、そして社会全体が元気になることを望む中高年の方々・・・。どんな方々にとっても新たなきっかけが見つかる機会になればと思っています。明日の社会のために、渋沢栄一を通して、一緒に考えましょう!お気軽にご参加ください。

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渋沢史料館所蔵

プログラム

  1. 開場

  2. 開会挨拶

    • 櫻井 隆
      文京学院大学教授・学長
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  3. 基調講演

    • 島田昌和
      文京学院大学教授・
      学校法人文京学園理事長・
      渋沢研究会代表
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      経営学博士(明治大学)、早稲田大学社会科学部卒業、明治大学大学院経営学研究科博士課程単位取得満期中退。ミシガン大学客員研究員、一橋大学大学院商学研究科日本企業研究センターフェロー、経営史学会常任理事(2015-2016年)、2015年 学校法人文京学園理事長就任。文京学院大学では経営学部教授として「経営者論」を担当する。著書に『渋沢栄一 社会企業家の先駆者』『原典で読む 渋沢栄一のメッセージ』他多数
      メッセージ
      新型コロナウイルスの脅威に翻弄され続ける日々です。大学教育も大きな影響を受けていますが、対面に替わる授業形式といった技術的な問題だけではないでしょう。提供すべき教育の中身や質そのものの課題が背後に存在しています。
      渋沢栄一は「合本主義」を唱えて社会の英知が民間に結集することを主導し、近代国家に切り替わる日本に大きな影響を与えました。また、新たな担い手の育成としての教育や社会的な弱者へのサポートとしての社会福祉にも熱心に関わりました。当日は渋沢による大学の支援を紹介します。渋沢が大学教育に求めていた事は、困難を乗り越え、次の時代を指向すべき今の大学に対しても大きなヒントとなるでしょう。
    • 田中一弘
      一橋大学大学院経営管理研究科教授
      大学院経営管理研究科長・商学部長
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      1990年 一橋大学商学部卒、1999年 一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了(博士(商学))。1999年神戸大学大学院経営学研究科助教授、2003年 一橋大学大学院商学研究科助教授、2010年 同教授、2018年 一橋大学大学院経営管理研究科教授(現任)、公益財団法人渋沢栄一記念財団評議員(現任)、2019年 一橋大学大学院経営管理研究科長・商学部長(現任)、2020年 兼松株式会社社外取締役(現任)。
      主な著書に『渋沢栄一と人づくり』(共編著)(有斐閣 2013年)、『「良心」から企業統治を考える』(東洋経済新報社 2014年)、『企業統治』(共著)(中央経済社 2017年)などがある。
      メッセージ
      渋沢栄一は「道理」を大切にした人でした。「人は何よりもまず、道理を明らかにせねばならぬ」「道理正しい私利であれば、私利即ち公益である」など、道理に関して多くの言葉をのこしています。渋沢のいう道理には「合理」と「倫理」という2つの意味合いがあります。それが経済活動に表れたのが「論語と算盤」という考え方です。教育機関への支援にあたっても、渋沢はこの2つの道理を重視しました。
      一橋大学はその前身である商法講習所・東京高等商業学校の時代に渋沢から多大な支援を受けた学校です。そこで彼が説いたこと、それを受け継いだ本学の今の学風や取り組みをご紹介しつつ、「2つの道理」が現代の大学教育に与える示唆を考えます。
  4. パネルディスカッション

    • ファシリテーター

      亀川雅人
      文京学院大学副学長・特任教授
      立教大学名誉教授
      博士:経営学
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      立教大学経営学部(大学院ビジネスデザイン研究科委員長)教授を経て、文京学院大学副学長兼経営学研究科特任教授。学会活動では、ビジネスクリエーター研究学会を創設して初代会長(現在、顧問)に就くほか、日本マネジメント学会会長、経営行動研究学会副会長、日本経営分析学会副会長、その他、日本経営学会、経営哲学学会、日本財務管理学会、日本経営財務研究学会の理事、常任理事、評議員などを歴任。
      最近の著書には、『経営学って何か教えてください!』(創成社新書 2020)、『株式会社の資本論』(中央経済社 2018)、 『ガバナンスと利潤の経済学』(創成社 2015)などがある。
      メッセージ
      NHKの大河ドラマで渋沢栄一が取り上げられました。新しい一万円札の肖像は、聖徳太子、福沢諭吉に次いで3人目の人物が渋沢栄一です。現在の生活に欠かせない社会の仕組みに、ほとんど彼が関与しています。
      『日本資本主義の父』と称されますが、歴史や経済に関心のない人も、彼の偉業を知れば驚かずにはいられないはずです。しかし、彼は神様でも天才でもなく、私たちと変わらない悩める人間です。江戸から明治という激動の時代に生きた栄一は、ただ流されるのではなく、自分の進路を模索しつつ必死に舵を切ろうとしたのでしょう。自らの生き方を自らが考える。栄一の生き様は、自立する個人と社会との共生を考える大学教育に必要な視点でしょう。
    • パネリスト

      • 塚本隆史
        みずほフィナンシャルグループ
        名誉顧問
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        社外の役職としては、渋沢栄一記念財団評議員、清水基金理事長、上場企業数社の社外役員他。京都大学法学部卒業、ハーバード大学経営大学院修士(MBA)。みずほフィナンシャルグループ社長・会長、みずほ銀行頭取・会長を経て現在に至る。渋沢研究会会員。国立第一銀行から続く第一勧業銀行(現みずほ銀行)に就職し、創業者である渋沢栄一にかねて興味を抱く。銀行在職中にバブル経済の崩壊やリーマンショックとも呼ばれた国際金融危機を経験し、渋沢栄一が説く道徳経済合一の価値観に共鳴。その普遍性・今日的意義に関する小論をまとめ、シンポジウム等で発言の機会を得てきた。
        メッセージ
        近代国家としての活路を模索していた維新後の日本において、渋沢栄一はわが国経済・社会の目指すべき姿を壮大な視野と長期的視点から構想し、その実現のために自ら当事者となり尽力しました。渋沢栄一は、比類なき構想力を持った思想家としてのみならず偉大な実践者として時代の指導的役割を果たしたのです。その活動領域は実業界のみならず教育や人材育成、社会的弱者のための社会事業、欧米との関係改善を企図した民間外交等々に及び、一個人ながら国家の様々な難題に挑戦する使命感と気概に溢れるものでした。
        近代産業が未成熟であったわが国が殖産興業を果たし、アジアに進出してくる欧米列強に伍して発展を目指すという未曽有の挑戦に直面する中で、渋沢栄一がいかに考え、行動し、生きたかを学ぶことは、現代を生きる我々に大きな勇気と示唆を与えてくれることでしょう。
      • 井上和幸
        清水建設株式会社代表取締役社長
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        早稲田大学大学院 理工学研究科建設工学建築 修了(1981年)、同年 清水建設株式会社入社、執行役員 第二営業本部長(2013)、常務執行役員 名古屋支店長(2014)、取締役専務執行役員 名古屋支店長(2015)を経て、2016年4月より現職。
        日本建設業連合会副会長、海外建設協会副会長など業界団体役員のほか、早稲田大学商議員、海陽学園評議員などを務める。
        社長就任後、渋沢栄一翁の教えである「論語と算盤」を「社是」に据えると共に、創業以来、永々と受け継がれてきた精神やDNAを平易な言葉で綴った『シミズマインド』を発刊。20のテーマからなるこの小冊子は『論語と算盤』から始まる。
        また、弊社二代目の清水喜助が手掛け、1878年に完成した旧渋沢邸の移築に着手。
        2023年には近代住宅史における貴重な建物が往時の姿で蘇る。
        メッセージ
        このたびは貴学の開学30周年を心よりお慶び申しあげます。
        弊社は1887(明治20)年から約30年間、渋沢翁を相談役にお迎えし直接経営指導をいただくなかで、経営方針の原点ともいえる「論語と算盤」の教えを得ました。今なお、シミズグループ共通の経営姿勢として受け継がれるこの「論語と算盤」の精神は、役員・従業員一人ひとりが立ち返るべき原点であると考えています。
        このたびのシンポジウムは、コロナ禍により世の中の価値観が大きく変わり、先行き不透明な時代にあって、私たちが拠り所とする考え方を改めて渋沢翁より学ぶ貴重な機会となることでしょう。皆様とのディスカッションを楽しみにしております。
      • 牛窪 恵
        インフィニティ代表取締役・立教大学大学院ビジネスデザイン研究科客員教授
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        立教大学大学院ビジネスデザイン研究科/修士(MBA/経営管理学)、世代・トレンド評論家、マーケティングライター、同志社大学・創造経済研究センター「ビッグデータ解析研究会」部員、日本マネジメント学会、日本マーケティング学会会員、財務省財政制度等審議会専門委員。トレンド、マーケティング関連の著書多数。「おひとりさま(マーケット)」(05年)、「草食系(男子)」(09年)は、新語・流行語大賞に最終ノミネート。NHK総合「所さん!大変ですよ」、フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」、毎日放送「よんチャンTV」ほかでコメンテーター等を務める。
        メッセージ
        皆さんは渋沢栄一に、どのような印象を抱くでしょう?……圧倒的に多いのは「日本資本主義の父」、すなわち“日本”における“男性的”な「投資家」「経営者」の姿ではないでしょうか。ですが渋沢は、かの世界的な経営思想家ドラッカーにも影響を与えたとされています。それはドラッカーの、現代のSDGsにも繋がる「社会的責任」の概念。これは「経営者は社会全体の利益となる活動を行なうことで、結果的に広く民衆を助けることになる」との思想です。
        また、渋沢が設立に尽力した富岡製糸場(群馬)において、実は「女性活躍推進」の礎となる驚きの試みも成されていました。当日は、渋沢の意外な素顔も含めて議論したいと考えていますので、どうぞよろしくお願い致します。
      • 福井 勉
        文京学院大学教授・副学長
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        医学博士(昭和大学・整形外科)、東京理科大学卒業。Western大学客員教授、Otago大学客員研究員、文京学院大学保健医療技術学部・保健医療科学研究科教授、スポーツマネジメント研究所所長、専門分野は運動器疾患の理学療法・動作分析の臨床応用。皮膚機械受容器の生理機能。バイオメカニクスと動作分析, (Human Press)、人工股関節全置換術の理学療法.文光堂、運動器の機能破綻はこう診てこう治す,医学書院 その他 著書・論文は多数。
        自分の足元にある大事なことを見直し、さらに夢中になれる事と合致することは今も昔も飛躍の原点だと感じています。またあらゆる仕事においても創造的思考はその人を前に押してくれるエンジンになるとも思っています。
        メッセージ
        文京学院大学は創立者・島田依史子によって大正13年(1924年)に開学した島田裁縫伝習所を起源としており、2024年に創立100周年を迎えます。東京本郷キャンパスと埼玉県ふじみ野キャンパスを中心に4学部10学科5研究科を有しており、創立当初は「女性に自立の力を」を、今日では「自立と共生」を建学の精神として、教育活動を続けて参りました。
        「真に重要なものは何か」という観点に立つことは、人を正直に、強くすると思います。渋沢栄一のいう、人として当然あるべき姿や社会の一員として責任を果たす利他思想の根幹は、様々な観点から教育に施用、活用できる視点です。変わり続けなければ滅びる生物と同様に、今求められる教育実践の在り方を渋沢栄一の思想に学び、本学との関連から呈出できればと考えています。
  5. 閉会挨拶

    恒吉僚子
    文京学院大学特任教授・副学長
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シンポジウム概要

文京学院大学開学30周年記念シンポジウム渋沢栄一に学ぶ現代の大学教育

開催日
(土)
(開場はから)
会場

文京学院大学 本郷キャンパス 仁愛ホール 東京都文京区向丘1-19-1
(東京メトロ南北線「東大前」駅 2番出口すぐ)

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定員

事前申込制(会場参加 200名 / Zoom参加 200名)

参加費は無料です。

zoom にて開催!

※ 予約受付は終了いたしました

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、本会場収容定員834名に対し、東京都の基準(50%まで)を下回る定員200名(約24%)で実施します。
また、今後の社会情勢により、オンライン参加のみとなる場合もございます。

※当日は、マスク着用の上、ご来校願います。また、当日受付にて検温し、37.5℃以上ある場合は入構不可とさせていただきます。新型コロナウイルス感染拡大防止にご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

お問い合わせ

文京学院大学 開学30周年記念シンポジウム事務局

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